Holiday Workshop開催レポート

12月3日と11日の2日間、andu ametコンセプトストアにて、アップサイクルなものづくりワークショップを開催いたしました。

今回は、YAYABANSOさんのバッグやドレスの製作過程で出てくる西アフリカのカラフルな布「パーニュ」の端切れと、andu ametのシープスキンの端切れを用いて、くるくると巻けるロール型のマルチケースを作りました。

 

アップサイクルとandu amet

実はandu ametではアップサイクルを積極的に取り入れています。食肉の副産物として生じた羊革を使用しているとはいえ、せっかくの資源、いただいた命は決して無駄にはできません。最も分かりやすいのが、Shubu-Shubuシリーズの「Shubu-Shubu Make My Day」や「Shubu-Shubu Clutch」。廃棄される革を少しでも減らそうと、端切れを一枚一枚組み合わせて仕立てられています。


ほかにも、ほぼ全てのバッグで取り入れられているモザイクHug Hugのハンドル根革の一見プリントにみえるこの縞模様も、実は端切れを寄せ木細工の技法で貼り合わせて作られています!


くるくるマルチケースを作ろう! 

さわやかな冬晴れのお昼時、お客様がご到着。はじめに簡単なご挨拶のあと、早速、くるくるマルチケースづくりへ。まずそれぞれオリジナルの柄の組み合わせを選ぶと、入れたいものに合わせたお好みのポケットの幅を決め、縫っていきます。布と比べ、シープスキンの部分は丈夫なため縫いにくそうでしたが、その極上の柔らかさに皆さん驚かれていました。

   

この日参加されていたお客様の1人は、こんな可愛らしい手作りのミニチュア動物たちをお持ちくださいました。やっぱりハンドメイドは愛着が湧きますね。

 ポケットを縫い終わると、次に、2枚の布を縫い合わせていきます。エチオピア産のコーヒーで休憩をいれたあとは、クライマックス!布を裏返していきます。今まで隠れていた大胆な柄が現れ、皆さん大興奮です。

最後はケースを巻くための紐につけるビーズ選びのお時間。派手で映える、それであって布と絶妙に調和するようなビーズを選ぶのに一苦労しつつも、皆さん個性あふれる、オリジナルマルチケースを仕上げました。

マルチケースと、いつまでも一緒に。

最後にスタッフから、andu ametのコンセプトや取り組み、ブランド名の由来などをお話しさせていただきました。皆様一つ一つ頷きながら耳を傾けてくださり、本当にありがとうございました。

このワークショップで作っていただいたマルチケースは、まさに世界でオンリーワンのもの。これから永く大切に使っていただき、お客様の日常にずっと寄り添えるようなものになっていけたら、私たちも幸いです。