光への道

子供のころ、神様はなぜ私たちを完璧ではなく作ったのだろうと、よく考えていた。

人間は弱い生き物。

私もこれまでもたくさんあやまちを犯してきたし
これからもたくさんのあやまちを犯してしまうのだろうと思う。

そんな私がエシカルを目指したブランドを立ち上げることに、
はじめはもちろん抵抗があった。
でも一方で、弱い自分だからこそ見たい光の景色があった。

だいたいパーフェクトな人間しかエシカルなビジネスができないのだとしたら、
社会がそれしか認めないのだとしたら、
これからもこの先もエシカルビジネスは存在し得ないだろう。

前述の問いだが、
最近では、闇から光ある方へ少しずつ進んでいく”喜び”を与えるために
神様は私たちを不完全に作られたのかなと考えている。

これからも自分が進みたいと思う道、光のある方向を目指して
--長い道のりの間、時々迷ったり、休憩したりもしながら、
自分を諦めずに、てくてく進んでいこうと思う。