Sustainability

2012年の創業以来、andu ametは原料調達から製品づくり、そしてお客様のもとへ届けた後まで、すべての工程においてエシカルでサステナブルであることを大切にしてきました。
それは、製品を通して真の美しさと豊かさを届けたいという、変わらぬ想いがあるからです。
目に見えるデザインだけでなく、その背景にある人や物語も含めて輝いてこそ、本当に美しい製品だと私たちは考えています。
数は多くなくても、思い入れのあるものを長く大切に使い、そのストーリーとともに暮らすことが、これからの豊かさだと信じています。

ここでは、andu ametが特に大切にしている4つのエシカルな視点をご紹介します。

1. Ecology

自然環境への視点

革のなめし工程では多くの薬品や水を使用するため、使用後の水を適切に浄化し、自然に戻す設備がタナリーには欠かせません。

しかし、途上国では十分な浄化システムが整っていない、あるいは形だけで実際には稼働していないケースもあり、水質汚染が問題となっています。

andu ametでは、環境基準を満たした対策を実施しているタナリーとのみ取引を行い、契約後も定期的に現地を訪れて基準を満たしているかを直接確認しています。

また、工房やオフィス、コンセプトストアで再生可能エネルギーを使用し、ラッピングはプラスチックフリー、ペーパーレスの推進など、事業活動全体で環境への配慮を徹底しています。

2. Animal Rights

動物への視点

私たちは、1年間にどれほどの肉を食べ、その結果生まれた革がどう扱われているかを、あまり意識する機会がないかもしれません。


世界的に食肉消費が増える一方で、食肉の副産物である牛革の多くが使われず、廃棄されているという現実があります。andu ametが使用する革は、すべて食肉の副産物として生じたものです。


これまで十分に活用されてこなかった資源に新たな価値を与え、規格外の革や小さな端切れまで無駄なく使い切ることは、いただいた命への感謝と敬意だと私たちは考えています。

これからの時代、食肉の量を見直すことは大切です。同時に、感謝して食べきること、食肉の副産物から生まれた革製品を選ぶこと、そして一つの製品を長く大切に使うことも、持続可能な選択だと考えています。

3. Fair Trade

生産者への視点

エチオピアは世界有数のシープスキン産地でありながら、国内の技術力不足により、革の状態での輸出に頼らざるを得ない状況が続いてきました。

その結果、製品化による高い付加価値は国外で生まれ、産地には十分な富や技術が還元されていませんでした。

andu ametはエチオピアに直営工房を設け、現地の若手職人を直接雇用し、日本や世界で通用する技術指導を行っています。適切な報酬を支払うとともに、職人が誇りと喜びを持って働ける環境を整え、技術向上と生活の安定を支えています。

さらに、売上の一部をNGOへ寄付する取り組みや、工房周辺の地域へ衛生用品を届けるなど、工房の枠を超えてコミュニティ全体に寄与する活動も行っています。

4. Slow Fashion

マーケットへの視点

私たちは、お客様がひとつのものを永く大切に使い続けられることこそが、究極のサステナビリティだと考えています。 一生に寄り添える製品を届けることが、andu ametの目指すものづくりです。

たとえフェアトレードやサステナブル素材であっても、品質やデザインが長く使えず、余剰や廃棄を生むのであれば、本当に持続可能とは言えません。andu ametの製品は決して手頃な価格ではありませんが、その分、時を重ねながら人生に寄り添う存在となることを大切にしています。

流行に左右されないデザイン、世代を超えて受け継げる上質な素材、熟練職人による丁寧な縫製、そして無期限のアフターフォロー。andu ametはこれからも、生涯のパートナーとなる製品を届ける、唯一無二のラグジュアリーブランドであり続けます。