3月に現地法人を設立してからの3ヶ月間、
仮の工房で製造を行っておりましたが、
5月末に本来予定をしていた工房へついに移転することができました。
(できればはじめからこの場所ではじめたかったのですが、
エチオピアでは、日本では考えられないような非合理的かつ理不尽なきまりが多々あり、
仮工房から始めなければならなかったのです。)
新しい工房を探す際に一番気にしたことは、明るさです。
弊社の製品はハンドメイドのため、
十分なあかり(それもできれば自然光)が不可欠なのですが、
実はエチオピアでは日差しが嫌われていて、
多くの建物では窓がなかったりとても小さかったりするので、
ぴったりの物件を探すために、アディスアベバ中の建物を見てまわりました。
今回新しく移転した工房には大きな窓があり、
さわやかな日差しが職場を照らしてくれます。
空港からほど近く、ベランダから飛行機の離発着を眺めることができます。
また、仮設の小さな場所から少しだけ大きな場所
(といっても、まだまだとても小さな工房ですが)へ移転したことで、
革やコットンなどを広々と広げながら作業ができるようになり、
品質を維持したまま、生産スピードを多少あげることができました。
また仮工房ではスペースが足りないため、新たなスタッフを雇用できなかったのですが
引っ越したおかげで、新しい職人さんを採用することができました。
会社設立の諸手続きに続き、
移転の手続きも一筋縄にいかず苦労をしましたが
(途上国はどこでもそうかもしれませんが、役人の仕事ぶりはそれはひどいもので、
弊社の職人さんたちを見習ってほしいものだといつも半分冗談、半分本気で思っています)、
その甲斐があったかな、と思っています。
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