(3月6日追記:3月22日(月)まで開催期間を延長します!)
andu ametは、「真に美しいものを作りたい」という思いから誕生したブランドです。
流行をおいかけシーズンごとに製品を入れ替えるのではなく、オンリーワンかつタイムレスなデザインを採用し、ロングスパンで販売したり。
余剰在庫を生まないよう、生産は確実に売り切れる数のみとし、それ以上の数は受注等で対応したり。
レザーサンプルや試着便、レンタルサービスなどで、イメージ違いをできるだけ減らすようなサービスをローンチしたり…
せっかく作った製品が、引いては職人たちの時間や羊たちの命が無駄になることのないよう、とにかくこれまで様々な工夫をしてまいりました。
そのおかげで、ブランド創業以来この9年間、余剰在庫を抱えることなく、もちろんそれらを安売りしたり廃棄したりしたこともただの一度もありません。長らく色々なメーカーで働いてきた経験上、これって相当珍しいことじゃないかと自負しています。
またお客様から「これまであれこれ新しいものが欲しくなっていたけど、andu ametのバッグを使いはじめてから他に目移りがしなくなった。このバッグを大切に何年も使うつもり」といった嬉しいお声を聞いたことも一度や二度ではありません。
在庫切れで、ご不便をおかけすることもありますが、多くの方がブランドのコンセプトに共感しお待ちくださることを、心から感謝しています。
でも、実はそんなわたしたちにも「売ることのできない廃棄寸前の在庫」がいくつかあります。
日本での検品ではじかれたものたちです。
サイズや形、色などの仕様が規定と異なるもの、
どこかの過程でキズや汚れが生じたもの…etc
長らく店頭に飾っている間に、新品とは異なる独特の風合いが出てきてしまったものもあります。
いずれも、使用上にはなんの差し支えもないものたちばかり。
「アフリカ発のラグジュアリーブランド」を目指す私たちにとって、それらをお客様にお届けするわけにはいかないし、かといって十分使えるのに廃棄するのもまた美学に反するし…どうすればいいのかわからないまま、気づけばそんな商品たちが10年分倉庫に積みあがっていました。
でも昨年、コロナ禍の中でブランドのあり方をあらためて考えを巡らせるなかで、やっぱりどう考えても廃棄するのは違う、
(普段、上質なものを提供していることを当然の前提条件とした上で)豊かな環境を次世代に残せるビジネスモデルこそがこれからの時代のラグジュアリーだし、規定から外れたものをも個性品として愛してもらえるくらいに、お客様を魅了できるブランドこそが目指すべき姿なんじゃないかな…と思うようになりました。
そんなわけで今回、通常の基準からすこしばかりはずれたものばかりを集め、お得な価格で実験的に販売いたします。題して「個性品フェア」。
食品業界では少しずつフードロス・アクションが注目されているようですが、イメージが最重要視されるファッションの世界でこの試みが皆様にどのように受け止められるか…正直かなりドキドキしています。
期間は2月19日(金)から3月15日(月)の約1ヶ月。
(3月6日追記:3月22日(月)まで開催期間を延長します!)
直接ご覧いただき納得の上ご購入いただきたいので、原則コンセプトストア のみの限定販売で、なくなり次第終了とさせていただきます。
店舗に行けないという方は、バーチャルショッピングをぜひご利用ください。
笑ってしまうような個性からもはや笑えないレベルの個性まであり、ものづくりの裏側を想像するという楽しみ方もできるかもしれません(苦笑)
皆様のご来店を心よりお待ちしております。