早いもので今年もあと一月。
年末年始のおやすみは、アフリカ旅行!と、今から計画を建てられている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、アフリカ10カ国、世界40カ国以上を旅した私andu amet鮫島が、アフリカ旅行におすすめのアイテムをご紹介します。
ちなみに私の旅はだいたい、
・長距離移動は飛行機、短距離移動はタクシーかバイクタクシー
・宿泊はゲストハウス(バストイレ付き、ホットシャワーありの条件でできるだけリーズナブルなところ)、AirB&B(あれば)、または友人宅
・食事はローカル向けの大衆食堂メイン だけど、高級なレストランも行く
・基本的には、1つの場所に長めに滞在
・事前にアポをとったり、現地で知り合った人に紹介してもらったりして、人には結構会う
・田舎の村に行くことも多い
…という、バックパッカーとラグジュアリー旅行の間くらいのスタイルです。
似たような旅を計画中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
貴重品
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パスポート・ビザ・現金・イエローカード
アフリカではクレジットカードが使えるところはごくわずか。東アフリカならドル、西アフリカのFCFA圏ならユーロを持っていきましょう。また忘れちゃいけないのが黄熱病摂取証明書、別名イエローカードです。特にアフリカ内を横移動するなら必携です。(例えば日本からエチオピアやケニアでは不要でも、エチオピアからケニアだと必要になったりします)
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海外旅行保険付帯のクレジットカード
上記の通りクレジットカードは使えないところのほうが多いのですが、本来の目的としてというより海外旅行保険のために、複数持っておくと安心です。
カードは、ライフスタイル等に応じて選ぶポイントが変わってくるので詳細は割愛しますが、年会費無料かつ自動付帯(航空券をそのクレジットカードで購入しなくても、持っているだけで海外旅行保険が自動的に付いてくる)だと「EPOS」、「REX」あたりが有名どころでしょうか。有料にはなりますが、海外旅行が多い人なら「プライオリティパス」が使える「楽天プレミアムカード」もおすすめです。
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パスポート・航空券のコピー
ルワンダなど一部の国では、オンラインチケットだけでは空港に入場できないことがあるので要注意です。
衣類、バッグ
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防寒具
アフリカ、というと灼熱のイメージをお持ちのかたも多いと思いますが、標高が高ければ赤道直下でも涼しいし、クーラーが効きすぎの車やレストランも少なくありません。私はどんなに暑いと言われる国へ行くときも必ずウルトララウトダウンとヒートテックは持っていきます。(個人的には貴重品の次くらいに大事な携行品w)
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レインジャケット
雨季だったり雨が多いエリアであればレインジャケットも持っていきましょう。アウトドアブランドのしっかりしたものは高いけど、どしゃぶりの中を闊歩しても嘘みたいに濡れないし、晴れの日の防寒具としても使用でき、傘より重宝します。
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フォーマルウエア
意外に思われる方もいるかもしれませんが、実はアフリカ社会では日本以上に、身なりが重視されます。その証拠に飛行機に乗ったら周りのアフリカ人を見てみてください。日本人や欧米人よりずっときちんとした格好をしている人が多いはず。
それなりのレストランで食事をしたり、目上の人と会ったりする予定があるなら、男性ならサマージャケット、女性ならシワになりにくい素材のワンピースを1着持っていくことを強くおすすめします。
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貴重品を常に身につけておける、ミニバッグ
お金やパスポート、携帯電話など本当に大切なものは、レストランで席を立つ時や飛行機で寝るときでも肌身離さず身につけておきたいもの。軽くて身につけていても負担にならず、必要な時に必要なものをサッと取り出せる小さなバッグがひとつあると便利です。
手前みそで恐縮ですが、お財布バッグのBaby Hugは、その点でかなりおすすめ。用途に応じてチェーンを短くしてパーティバッグにしたり、外してバッグインバッグやクラッチにできるのも便利。こればかりは大は小を兼ねません!
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エコバッグ
アフリカでは、ルワンダやケニア、タンザニアなど、なんと34もの国でプラスティックバッグ(レジ袋)の使用が禁止されています。使用できる国でも有料だったり、品質が低くて使っている途中で破けてしまったり。ショッピングや町歩きには小さく折りたためてファスナーが付いたエコバッグを持っていきましょう。もちろん現地でおしゃれなバッグを買ったりあつらえたりしてもらうのもおすすめです。
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サングラス
強い日差しのほか、砂埃を避けるためにもサングラスは必須。UVカット率の高いものを選びましょう。色が濃くてもUVカット率が低いものもあるので、表記はしっかり確認!乾季に埃っぽいエリアへ渡航される際は、隙間をシャットダウンする花粉症むけのゴーグルタイプのサングラスが密かに便利。
医薬品、化粧品
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蚊がいなくなるスプレー・虫除けスプレー・かゆみ止め
先進国の旅ではそこまで必要ないかもしれませんが、アフリカをはじめ、途上国の旅行には欠かせないのが、蚊がいなくなるスプレー。蚊だけではなく、ハエや羽アリにも効果絶大!スプレーでも医薬品・医薬部外品に類する場合は機内持ち込み可能だそうですが、預入れ荷物に入れておいた方が無難でしょう。
虫除けは、お風呂上がりや寝る前にも使うので、肌に優しく使用感もよいものを選ぶようにしています。
それでも刺されてしまったら、かゆみ止めは「ムヒアルファEX 」一択!とくにダニが多いエチオピアの邦人宅には、必ずひとつはこれがあると思います。
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化粧品
私は普段だいたいなんでも現地調達していますが、化粧品だけは必ず日本から持ってきています。直射日光のあたる場所で保存されていたり、何年も昔の製品や、中身が入れ替えた製品が販売されているのを散々見ているからです。皆さんにも日本から持参されることを強くおすすめします。普段は化粧なんてしないよ、という人でも日焼けどめ、リップクリーム、保湿クリームは必携です。その昔キリマンジャロを日焼けどめなしで登頂した時は、顔も体もベロベロになってしまいました。ただ日焼け止めはSPFが比較的高いと、肌に負担が多い設計になりがち。紫外線吸収剤不使用など、できるだけ肌に優しいものを選びましょう。
日用雑貨
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SIMフリーの携帯電話・現地SIM・モバイルバッテリー
アフリカの多くの国では空港でSIMカードが簡単に購入できます。使用量がはじめから含まれているタイプと、SIMカードとは別にプリペイドのカードを購入して、データ使用量に応じて課金するタイプがありますが、いずれにしても海外wifiレンタルなどのサービスよりずっと安く、おすすめ。到着したらすぐに調達しましょう。アフリカでも地域によってはUBERやWhats appなどネットサービスがかなり普及しており、これらが使えると旅の快適さや楽しさがぐっとアップしますよ♡ モバイルバッテリーは大容量かつコード不要のタイプが便利です。
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マルチタップ・変換プラグ
ホテルのコンセントが少なくて困った経験ありませんか?USB差込口のついた急速充電用マルチタップ(タコ足コンセント)が一つあると便利です。コンセントがグラグラしていることが多いので、直接取りつけるタイプではなく、コードがあるタイプが◎。故障の原因になるので余計なスイッチがないものを選びましょう。世界中で使える変換プラグとセットで用意すれば完璧!
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折りたたみ式洗面器
チェックイン前にホットウォーターの有無を確認したはずなのに、実際に宿泊してみると停電やジェネレーターの不調等なんだかんだで出なかった、なんてアフリカのゲストハウスでは日常茶飯事。寒いのが苦手な私はそんなとき、フロントに頼んで部屋に熱湯を持ってきてもらい、この洗面器で水と混ぜて適温にして、顔や体を洗います。備えあれば不満もなし!もちろん洗濯するときにも大活躍します。
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速乾タオル
シャワーを浴びたあとすぐにパッキングして出かけないといけないような時でも、速乾タオルなら問題ありません。買う前は迷ったけど、かさばらないし、買って大満足したもののひとつです。
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巾着型ポーチ
アフリカとは全然関係ないのですが、すごく気に入っているのでついでにご紹介。ガバッと開けたらフラットになって一度に中身が見渡せる、巾着タイプのポーチ。ちまちま仕分けしなくていいし、中身をガサゴソ探す手間も省けるし、形状的に洗濯機で洗いやすいし、時短&超便利なアイテムなのです。
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ビーチサンダル
ビーチ以外でも、飛行機の機内やホテルの部屋でスリッパ代わりにしたり、素足で入るのは勇気がいるようなシャワールーム(😱)で使ったり、一足あると便利です。
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ウエットティッシュ・消毒ジェル
アフリカ料理の基本は手づかみ。手洗い用に溜め水を出してくれるところもありますが、健康管理のためにも1週間くらいの旅なら持っていきましょう。
フライトグッズ
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機内持ち込み用のキャリーケース
私は貴重品、PCやカメラなどの壊れやすいものの他、仕事で使う書類や道具、1日分の着替えや洗面道具なども必ず機内持ち込みにしています。アフリカ便ではロストバッゲージも少なくなく、2次被害を最低限に食い止めるためです。荷物がどうしても大きく&重くなるため、小さなハンドバッグやバックパックではなく、キャリーケースを使います。この用途には、ものを出し入れしやすいソフトタイプか、ハードタイプでもフロントポケット付きの片面タイプが断然おすすめ。TSAロックはもちろんダイヤル式で。
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トラベルフットレスト
アフリカ旅行は、到着までがすでに長旅。日本から一番近いアフリカ、エチオピアでさえ15-18時間、そこから西へとなるとさらに8-10時間という長さです。私は年に4、5回、多いときにはそれ以上往復するのですが、トラベルフットレストを使うようになってから、ストレスが半減されました。エコノミー症候群対策にも効果的だとか。機内には、ほかにもめぐリズム、マッサージグッズ、その時々のお気に入りの香りのハンドクリーム、好きな本や動画をいれたipadなどを持ち込むのですが、リラックスグッズとしては、フットレストが今のところ最強です。(追記:航空会社や座席によっては使用NGの場合もあるようなので、事前にご確認ください)
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小さめの水筒または空のペットボトル
多くのアフリカ便で、飲み水はペットボトルではなくプラカップになみなみ注がれる形で支給されるので、飛行機が揺れるたびに、こぼれないかハラハラするしちゃいます。また、夜中に喉がかわいてCAさんを呼んでも、なかなかきてくれません。
食事のときにプラカップで支給された水を水筒か空のペットボトルへ移し変えておけば蓋ができるし、あとでも飲めるので一石二鳥なんです。
ちなみにアフリカでも町中ならペットボトル飲料は簡単に手に入るので、旅の間は不要です。
いかがでしたか?
ついつい長くなってしまいましたが、量としては、全部いれても機内持ち込み用スーツケースの半分くらいです。私は旅に出る機会が多いこともあり、これらを普段からトラベルポーチに入れっぱなしにしておいて、旅支度はそのポーチと着替え数着をスーツケースに詰めるだけ。私物だけなら10分くらいで完了します。
もっと便利な道具があるよ、これがおすすめだよ、という方はぜひ教えてくださいね!
それでは皆さま、よい旅を♡