今年の漢字は「越」? 2021をPlay Back!

あと数時間で、いよいよ今年も終わりですね。
先日、今年の1年を漢字でいうと何になる?というお題をいただき、「越」を選ぶことにしました。

2021年は、エチオピアを拠点にする私たちにとって、かつてないほどチャレンジングな年でした。Covid-19の感染拡大に加え、内戦が激化。物流は止まり、原材料の供給も滞り、インフレ率は40%まで上昇、11月にはエチオピア全土に外務省からの退避勧告が出されました。挙句の果てにはエチオピアへの便が止まり、普段は現場で指揮をとっている私鮫島も一時は日本からエチオピアに戻れなくなるなど、次から次へと壁が立ちはだかりました。

そんな壁を乗り越え、こうして今年も無事に年を越せるのは、ひとえにファンの皆様のおかげです。心よりお礼を申し上げます。
今回のブログでは、皆様への感謝の気持ちとともに、2021年を振り返ってみたいと思います。


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全国のファンの方々と直接お会いできたポップアップ・キャラバン!

多くのお客様から表参道のお店に訪れるのが難しいというお声をいただき、「それならば私たちから会いに行こう!」と、2ヶ月半かけて全国を巡ったポップアップキャラバン。長く続いていた非常事態宣言があけた直後からオミクロン株が拡大するまでの、一番落ち着いていた期間の開催となり、おかげさまで連日大盛況でした。過去にも訪れた東京、名古屋、大阪に加え、北海道や福岡、京都など初出店の土地も含め、多くのお客様と直接お会いしお話しすることができて、たくさんのパワーやインスピレーションをいただきました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました!



エシカル×リュクスな「Shubu-Shubuコレクション」の空前の大ヒット

天然の皮のしわや色むら、きずなどを個性として楽しみつつ、製造の過程での廃棄の最小化を目指して生まれたのが「Shubu-Shubuコレクション」。現在、トートバッグの「 Make My Day」、クラッチとしても使える「Laptop Case」、オーガナイザーとしても便利な「Versatile Pouch」の3アイテムが揃っています。

この製品のデザインやコンセプトには多くの方から共感をいただき、特に「 Make My Day」は入荷と同時に完売するという状態が続いております。戦争の影響で現地での皮の供給が止まり、革倉庫が空っぽになって困り果てていた中で、通常の製品には使えなかったはぎれを活用した製品が予想を上回る奇跡的なヒットとなり、会社の危機を救ってくれたのでした。



10期目突入のお祝いを、日本でもエチオピアでも

2021年に9周年を迎え、10期目に突入したandu amet。これまで支えてくださった皆様へ感謝の気持ちを込めて、日本では「Sculpt your future」をコンセプトにオンラインイベントを3週連続で開催しました

一方のエチオピアでは羊をさばき、皆で食べたり踊ったりしながらささやかなお祝いをしました。今年現地はつくづく逆境の1年でしたが、スタッフたちの結束はこれまで以上に強くなっているのも感じます。楽しかった当日の様子や民族ごとに異なるエチオピアのダンスはyoutube「80種類の民族ダンスでお祝い!andu amet 10期パーティ」よりぜひご覧ください。



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みなさんにとって、今年はどんな年でしたか?
来年はどんな年にしたいですか?
どなた様にとっても、笑顔あふれる素敵な1年になりますように心よりお祈りしています!
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。