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長い長い残暑もやっと終わり、読書やスポーツ、ファッションや芸術鑑賞などがこれまで以上に楽しめる季節となりました。
「読書の秋」と昔からよくいいますが、その由来は、中国の唐時代の詩人 韓愈(かんゆ)が読んだ漢詩が元になっていると言われています。
時秋積雨霽
新涼入郊墟
燈火稍可親
簡編可卷舒
「長雨がやんだら、秋の涼しさが広がる。ろうそくを灯して読書を楽しもう。」
というような意味だそうです。
今回のコラムでは、スタッフお気に入りの本をそれぞれご紹介してみます。
秋の夜長、ぜひお好きな本を片手に素敵な時間を過ごしてくださいね。
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鮫島 弘子 | デザイナー
趣味:旅、好きな人たちと美味しいものを食べること、休日の二度寝
特に大好きなandu ametアイテム:Ebreeze、Cocoon、BusinessCardCase
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エチオピアと日本のデュアルライフ、旅や出張も多い私はいつも電子書籍やオーディオブックで読書をしています。
最近読んだ中で一番おもしろかったのが、アフリカをフィールドに研究されている社会人類学者小川さやかさんの「その日暮らしの人類学」。「Living for today」な彼らの生き方が単なる無計画ではなく、実はしたたかな戦略からの行動であることなどが紹介されています。先行きに見えない未来に漠然とした不安を感じている方や価値観を思いっきりひっくり返されたい方におすすめです。
エシカルファッションやサステナブルなライフスタイルに最近興味を持ち始めたという方におすすめなのが夫馬賢治さんの「 ESG思考」。世界と日本の潮流がわかりやすく簡潔にまとめられています。
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Takako | EC担当
趣味:好きな白ワインを飲みながら料理すること、旅行の計画、ポケモンGO
特に大好きなandu ametアイテム:Ebreeze、Baby Hug、Swingy
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最近印象に残った本は、ブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」です。
イギリスに移住する日本人親子が様々な文化や価値観に触れていくストーリー。多様な人を自然に受け入れる子どもの感性の豊かさに、心を動かされるポイントがたくさんありました!特に「本当の意味で多様性を活かせるチームが、真の強いチームだ」といったあるラグビーチームの強さの秘訣について書かれた場面が印象に残り、andu ametのチームと重なりました。
私自身、歳を重ねるなかで、読書を通して自身の知を豊かにしていきたいなーと思っています。
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佐藤 | EC担当
趣味:写真、ドライブ、革やデニムのエイジング
特に大好きなandu ametアイテム:Comfy、Cocoon、Make My Day
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お気に入りの本は、若かりし伊丹十三監督のヨーロッパ暮らしを綴ったエッセイ「ヨーロッパ退屈日記」。時代は昭和30年代。海外に行かなくてもその国のことを知ることができる現代では得られないワクワク感が、一周回って新鮮でした。ところどころキザな言い回しが鼻につくものの(笑)次第に引き込まれる作品です。僕自身、趣味の写真を撮りに行った初めての海外旅行を読むたびに思い出します。タイムスリップしたような逆行した時間と、自分が経てきた時間の経過が重なり、いつも不思議な感覚にさせてくれます。
お気に入りの写真集やデザイン集と並んで、旅行にも持ち歩く一冊です。
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丸山 | andu amet インターン生
趣味:旅行、舞台鑑賞、パン屋さん巡り
特に大好きなandu ametアイテム:Ebreeze、Cocoon、Airy
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授業に関連して論文やビジネス本も読みますが、普段マンガを読むのも好きな私。今回おすすめするのは「スパイファミリー」「約束のネバーランド」「デスノート」「ワールドトリガー」の4つ。どのシリーズも先の読めない展開にはらはら、わくわくします。そして際だって個性的なキャラクターに引き込まれてしまうこと間違いなし!空想だからこそおもしろい世界があって、作者が創造したストーリーが私に刺激を与えてくれます。
アインシュタインは「空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む」という言葉を残しています。いろんな世界に足を踏み入れ感情を動かした分だけ人生がより豊かなものになるはず。ぜひこの機会に1ページめくって空想の世界に行きませんか?