まじで死にかけた

郊外のタナリー(革なめし業者)へ車で向かう途中、事故に遭ってしまいました。

左後を走っていたトレーラーが、私たちの車の右後にぶつかってきて、バランスをくずした私たちは左にターン。トレーラーに垂直になる形で10メートル近く引きずられたのです。

車を降りて驚いたのですがトレーラーはかなり巨大!
もう少し向こうのスピードが早かったら二人ともこの世にはいなかったでしょう。私たちが乗っていた車の窓ガラスはすべて割れ、ボディも大きくへこみましたが奇跡的に運転してくれていたスタッフも助手席にいた私も、怪我ひとつありませんでした。



でも、ここからが大変!
ポリスがやってきて、炎天下の中、聞き取り開始。続いて車で10分くらいの場所にある警察署へ連れていかれ(ちなみに、ドアの開閉もままならなくなった壊れた車で移動させられた…!)サインだけさせられてまた現場へ戻りまた、炎天下の中、延々と現場検証をしたあと、またまた警察署へ。
なんだかんだと5時間近く拘束されてしまいました。

しかも現場検証を担当したポリスに「左後にぶつけられたあとがある。君たちがまっすぐ走ろうとしていたところ、トレーラーがぶつかってきたという証拠だ」と言ってもらえていたのに最後の最後になって、100パーセントこちらの過失に…。

ぶつかってきたのは明らかに向こうなのにありえない。何故!?と思っていたのですが翌日になって理由がわかりました。現場検証のあと、スタッフは担当者にどうも「今ここで小さなお金を払えば、あとで大きなお金を払わないですむようにしてあげるから、安心しなさい」みたいなことを言われたらしいのですが、彼女はそれが賄賂だとわからず(私もわからなかった)、何も払わなかったらしいのです。

でもまあとにかくスタッフも私も怪我ひとつなく無事でこれからまた仕事できる。修理代も思っていたほどかからなそうだし神様に感謝してこれから、がんばって稼ごう!!と改めて誓った日でした。