はじめまして。andu ametでインターンをしている紫緒里と申します。
現在大学4年生で、andu ametで働き始めてもうすぐ1年になります。
担当はSNSで、インスタグラムのコンテンツを考え写真や動画を撮影をしたり、実際に投稿した内容の閲覧数やコメント数などを分析したりしながら、より多くの方に楽しんでいただけるインスタグラムの構築に勤しんでいます。
今日は私がandu ametで学んだことや得たものについて、お話ししようと思います。
本題に行く前に、まず私がandu ametに入った動機をご紹介させてください。大きく2つあります。大学生活を送っていく中で国際問題や世界の知識をもっとインプットしたかったから、さらに時間がある学生時代にしかできないことを経験してみたかったからです。
日本にいながらできる国際協力を考えた際に、フェアトレードという方法があることに気づきました。さらに調べる中でandu ametのことを知り、日本にいながら自分自身がエチオピアのことをもっと知ったり、その魅力をより多くの人に広めることができたらと思い入社しました。
次にandu ametに入ったことで学んだことや得たものについてご紹介します。主に3つあります。
① 0から1を創り出す楽しさに気づいた
まず1つ目ですが、私はこのインターンを通して0から1を創り出す楽しさに気づきました。
実はこれまで、自身で0から何かに挑戦して積極的に課題を見つけに行き、意見を発信するという経験をしたことがありませんでした。しかし、SNS担当としてインスタグラムの認知度を上げるためにどのような工夫が必要か、どのように改善するべきかということを考えて自らアイデアを出して実施することで、主体性を持って仕事を行う楽しさを実感しました。andu ametはやりたいと思ったことを思い切りやらせてくれる職場です。自分の意見や考えを積極的に発信でき、若いうちからチャレンジさせていただける社風もあります。このようなことから、私は仕事において0から1を創り出し、変革し続けることへの面白さや興味を引き起こすとともに、仕事は楽しみながら行えるものだということに気づきました。
② 将来について深く考えられた
2つ目は、仕事を通して自分が将来どうなりたいのかについて、これまで以上に深く考えることができた、という点です。
私は大学3年生の5月から就職活動を行っていました。以前までは、企業をその姿勢や業務内容ではなく、業界や知名度ありきで選んでいました。しかしandu ametで仕事をしていく中で、どんな会社や職場であれば自分がよりいきいきと力を発揮できるかを具体的に考えられるようになったのです。
特に重視するようになったのは、以下の3つです。
1つ目は、常に0から1を創り出し、変革をし続けている企業であること。
2つ目は、明確な目標をもって働ける職場であること。
3つ目は、その企業の理念や姿勢に心から共感できること、です。
私は日々、andu ametをもっと有名にして、エチオピアの革の良さを日本や世界に広げたいと本気で思いながら仕事をしています。それは、andu ametの企業理念に共感し、貢献したいと心から思えたからです。
andu ametと同じようなものを作っているブランドも、同じような仕事ができる会社もたくさんあると思いますが、目指している方向や理念はそれぞれ違います。
目の前の仕事をこなすだけではなく、何のためにそれをするのか、きちんとその先の目的や意味を仕事にとりかかる前に考えること、そしてそれに心から共感できることは、モチベーションを保ち、仕事を楽しみながら自身の生きがいにするためにも大切なことだと気づきました。
しかし、仕事を生きがいにするのは自分がどのような環境でどのようなことを行い、将来どういう働き方をしたいのかまで考えないと私の性格上では仕事を楽しむことは難しいと思いました。そのことから学生時代の今のうちに自身を深く研究し、10年後、20年後の人生をどのように設計していくのか主体的に考え始め、そのために必要なことを現在から取り組んでいます。また、プライベートでも多くのバックグラウンドを持った方達と関わり、人脈形成を通して様々な多くの価値観を吸収している最中です。
③ 新しい価値観、生き方
andu ametで学んだことの3つ目は、新しい価値観や生き方に気づいたことです。
私は就職活動を行っていく中で、自分はどのような生き方だと悔いのない人生を送っていると実感できるのか、そして幸福を感じられるのか、と悩んでいました。
私は幼少期から日本特有の「型にはまった」環境で育ちました。それは、「安定した企業や大きな企業に入り安定的な生活する」「1つの企業で長く働き続ける」「リスクのあることには挑戦しない」というような保守的な考えです。私自身も以前まではそのような固定概念を抱いていました。
でもインターンを通じて、さまざまなキャリアビジョンや考え方、価値観と出会い、転職や起業が当たり前になりつつあること、グローバル化とともに海外の働き方も取り入れられつつあることなどを知り、私自身が抱いていた固定概念はきれいに消えました。
andu ametで働き始め、社長である鮫島さんの悔いのないように全力で仕事を人生の生きがいにしている姿を日々近くで目にする中で、過ぎていく時間に身を任せるのではなく、自分の将来を自主的に考え、夢を叶えるために今からでも自身でアクションを起こし、周りの意見に左右されない強い芯を持つことが大切だと気づきました。
そしてそのためには「今の一瞬一瞬を無駄にしないこと」がとても大切であると実感しました。
そこから自身の性格を深堀し、将来どういう風に人生を送りたいのか考えた際に 「リスクを避け、安定的な生活を送る」ことではなく「常に変化を楽しみながら挑戦したいと思ったことにリスクを恐れずにチャレンジし続ける」ことが人生を悔いのないように全力で楽しんでいるという結論に至りました。
このようなことから、海外で働くことも視野にいれて就職活動をはじめ、自分に一番合う企業を見つけることが出来ました。また、数年後海外で働くという夢を叶えるための手段として、プライベートでも英語力の向上と他国の文化や価値観を吸収することに現時点から本格的に励んでいます。具体的には、日本にいる在留外国人と友達になり、日本にいながらも外国人に囲まれた環境を自ら創りに行き、コミュニティを広げることです。また、4月からはまた新しい趣味や挑戦を始めたいと考えているので、どんな充実した1年にさせるか現在模索中です!(笑)
このような考えはandu ametで仕事をしていく中での0→1チャレンジの面白さに気づいたこと、他人の意見や価値観に左右されずに本当に自分のやりたいことを全力で楽しむ方々を見て自分も将来このような自分軸をしっかり持った生き方をしたいと思うようになったこと、そして新しい挑戦をし続けることで自身の将来の可能性や経験値の幅が広がること、また「自分」について考え直すきっかけを与えてくれるものであるということをインターン生として働く中で身をもって体感したことが原動力になっています。
以上のように、インターン生として過ごした1年は自分の中でとても濃く、変化の多い時間でした。
長々と書きましたが、とにかくandu ametで働き始めたことで、仕事の成果だけではなく、1人の人間として今後どのような生き方がしたいのかきちんと向き合えたのがもっとも大きな収穫だったといえるかもしれません。
とはいえまだまだインターン活動は続けていくつもりです。また新しい発見ができるよう、引き続き精進していきたいと思います。