今日は、映画「ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~」と上映会のご案内です。
andu ametに関心をもってくださっている皆さまは、この映画の扱っている寄付や援助といったテーマについて、少なからず予備知識や関心があるのではないかと思います。
「ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~」は、私たちの生きるこの世界で、未だ解決が難しく、様々な課題を孕むそれらに関わる産業についての映画です。
映画のオフィシャルサイトでは、寄付や援助にまつわる驚きの真実として以下の4つを挙げています。
1.米が売れない!米国産米の大量流入でハイチの自給率は危機的状況に!
2.ハイチだけで1万のNGOが存在!国民ひとりあたりのNGO数世界一!!
3.地元の中小企業の最大のライバルはNGO?!
4.孤児院にいる子どもたちの大多数が、両親ともに健在?!
私たちの行っている援助や寄付の行き先はどうなっているのか、とても知りたくなる投げかけです。
この作品は、数年がかりで、20カ国において総計200回以上のインタビューや研究を行い、撮影されたそうです。
膨大なリサーチの結果判明した、寄付や援助、そしてそれにまつわる産業についての私たちが持っている知識や想像をはるかに超える多様な側面。
映画では、それらに対し大きな問題提起や新しい提案がなされており、この作品独自の深い視点を観る者に提供してくれます。
まるで、この映画の製作者達が、映画を観る私たちに、「1つの事象について多面的な見方をする必要があると思うが、私たちのメッセージ、“ポバティー・インク”はあなたにはどう映ったのか聞かせてほしい」と、語りかけてくるようです。
映画を観ることで、多くの人と語り合うきっかけができる。
語り合うことで、互いの価値観や新しい視点を得る。
また自分自身も、一つの事象を自分なりにより深く考えるようになる。
そんな流れが、この「ポバティー・インク」から、自然に出来上がっていきます。
andu ametでは、そんなインタラクションを求める「ポバティー・インク」の上映会を企画します。
当日は、andu ametの価値観に共感してくださる皆様と一緒にこの映画を楽しみ、語らう場にしたいと思っております。
もちろん「ポバティー・インク」だけではなく、andu ametについても様々なご意見をいただければと思っておりますので、ぜひ、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
※イベントの詳細は、公式Facebookにて随時お知らせいたします。
https://www.facebook.com/anduamet/posts/907461372692801
ポバティー・インク 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=cBAeGZcqrso
ポバティー・インク 公式サイト
http://unitedpeople.jp/povertyinc/
andu amet 代表 鮫島弘子のレビュー
http://unitedpeople.jp/povertyinc/review_samejima/
※映画は、渋谷「アップリンク」にて9月下旬まで上映されています。
http://www.uplink.co.jp/movie/2016/44175