【お客様の声】 デザイナー/ブータン料理店オーナー 飯島麻奈美様

こんにちは。
4月より販売を開始したanduametのバッグは現在沢山のお客様に愛用頂いています。
 
今後、ブログではお客様にどのような想いでanduametの製品を購入頂き、
また実際にどんなシーンでお使い頂いているのか、様々な業界でご活躍されているお客様とともにご紹介させて頂きます。
ぜひご覧ください。

 



---今日は日本で唯一のブータン料理店GatemoTabunにお邪魔しております。飯島さんはこちらのオーナーさんでいらっしゃるのですか。

 はい。仕事仲間などブータン好きで少しずつお金を出し合って6年前にオープンしました。旅行で訪れたのがきっかけです。

ブータンの家庭料理は日本人にも親しみやすく、素朴なのに癖になるんです。
そういった魅力をもっと紹介したいと考え、GatemoTabunを始めました。
ブータン料理の味付けは山椒と塩だけといったシンプルなものが多いのですが、野菜として沢山使う唐辛子からもダシが出てとても美味しいですよ!

普段はアトリエタイクというデザイン会社の共同代表&デザイナーをしています。
飲食、農業、教材、芸術活動など、様々な幅広いクライアントのブランド構築やデザイン制作に関わっています。




 

---製品を初めて見たときの印象はいかがでしたか?

とにかくまずその触り心地に驚きました。
こんなに気持ちのよい革ははじめて。本当に気持ちよくて、たまに無意識にバックを撫でてその触感に癒されたりしています。
逆にエシカルとかフェアトレードといったコンセプトに感動して…というのはなかったです。
代表のさめとは旧知の仲で、彼女ならそういうものづくりをするだろうということは初めから分かっていたし、そういうコンセプトがある前提で、ちゃんと質が高いっていうのがいいなと思いました。
また、試行錯誤しながらエチオピアの人たちと一緒に作り上げた過程の話を聞いて、彼女らしい奮闘に勇気をもらいました。



---製品を通じてお客様に癒しやHappyを提供できればと考えているので、非常に嬉しいです!
どういったシーンでお使い頂いていますか?

今、保育園に通っている子供がいるのですが、送り迎えの時は子供の荷物がいっぱいで、両手がふさがってしまいます。
そんな時baby hugに必要最低限な自分の持ち物、家の鍵やお財布を入れ、ポシェットとして使っています。

保育園の送り迎えってすごく所帯染みた行為だけど、このbaby hugを身につけることで、ちょっとしたおしゃれ気分を楽しんでいます(笑)。




---お気に入りのものを身につけていると嬉しくなる感覚はよく分かります!
母親として毎日お忙しい日々を過ごされていると思いますが、今後新しいビジネスもされると伺いました。
どういった内容なのですか?

アトリエガングという、日本や海外の郷土玩具のセレクトショップを今夏、代々木上原にオープンします。
以前から民芸玩具に興味があったのですが、近年——それも震災以降特に、職人さんの数が激減しており、技術継承が難しい状態にあります。
少しでも沢山の人に伝統工芸の素晴らしさを伝えていきたいと思って一念発起して、はじめることになりました。

<アトリエガングのショップの写真>




---郷土玩具の魅力は何ですか?

日本の生活・文化に根付いたものなので、どの世代からみてもどこか懐かしさや親しみを感じられる、そしてユーモアもあるところが魅力ですね。
機械ではなく人が作ったものだからブレやズレがあるのだけど、例えば張り子の人形でもひとつひとつ顔が異なるからこそこの子かわいいとか、自分はこっちが好きとか、そういうのを発見する楽しさがあるんですよ。
大人も子供も思わず手にとってみたくなるような、素敵な玩具をご紹介出来たらいいなと考えています。

<アトリエガングの製品写真>






---なるほど。一つ一つが手作りだからこそ、お客様に手触り感を感じて頂けるのですね。
andu ametの製品も全て職人さんが手作りで作られているので、ぜひ革の質だけではなく、一つ一つの違いや手触り感を楽しんでもらいたいです。

最後に飯島さんがお考えになる製品(民芸玩具)にとって大事なことを教えて下さい。

一言で言うと「誰かにとって特別なものでありたい」ということです。
仕事を通じて沢山の人とお会いしますが、人によって好きなものの感覚は様々です。
沢山の人に好かれることも必要ですが、その人にとって特別に好かれることのほうが、人や製品にとって大事だと思います。

 

---andu ametもまさにお客様にとってその製品が本当のパートナーのように一緒にいることで安心や勇気やときめきをもたれせられることを目指しています。
飯島さんにとってもandu ametのバックがそうであれば嬉しいです。本日はありがとうございました。

インタビュー、文:鈴木 撮影:吉水