朝から町行く人々の多くがエチオピアンチームのユニフォームに身を包み、
顔にグリーン、イエロー、レッドのエチオピアの国旗のカラーのペインティングをほどこして
大変な浮き足立ちぶり。(老若男女問わず、なかにはホームレスのおじいさんまで!)
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スーパーやお土産ものやさんなど、全然関係ないお店軒先にも、エチオピアチームのユニフォームがずらり。。。
普段は真面目な職人たちから早退のリクエストがあり
特別にサッカー時短を許可しました。
私はどうしても終わらせなければならない仕事があったため、
一人工房に残り、夜遅く帰宅したのですが、
一歩外に出るとすでに試合は終わっていたにも関わらず、
町中が大興奮の嵐。
しかも試合には負けたのに
「エチオピアー!エチオピアー!」と
歌ったり叫んだり踊ったりしていて、
悲しいんだか嬉しいんだかわからない。
バスで隣り合わせになった人に
なんで負けたのに、そんなに嬉しそうなの?と聞くと
「だって、負けたけどいい試合だったじゃないか」だって。
エチオピア人の愛国心とサッカーへの情熱の強さを
改めて思い知った一日でした。