あけましておめでとうございます。
今年の年末年始はエチオピアの隣国エリトリアを旅し、初日の出は紅海に面した美しい港町マッサワで迎えました。
20年に渡り戦争状態にあったエチオピアとエリトリアですが、昨年和平合意し、エチオピアからエリトリアへ旅することができるようになったのです。
当時エチオピアでも大ニュースになりましたが、エリトリアでも宿泊したホテルで働くおばちゃんから「自分はエチオピアから出稼ぎにきたが、戦争がはじまり、自国に戻れない間に残してきた家族が死んでしまった、戦争がもっと早く終わってくれればよかった」とか、市場のおじさんから「戦争が終わったから今度エチオピア人の奥さんの故郷に家族でいくんだ」とかいった話をたくさん耳にしました。（私がアムハラ語を話すことから、必ずエチオピアの話になり、こういう話をエチオピアにいるときよりも聞くことができました）
エリトリア大統領とエチオピア首相が友情の印として一緒にサボテンの実を食べた場所. たまたま通りかかったので、通りすがりの男の子と一緒に真似してみました（笑）
2018年、戦争終結で合意したエチオピア首相（左）とエリトリア大統領（右） http://www.madote.com/2018/09/ethiopian-prime-minister-dr-abiy-ahmed.html
エリトリアはエチオピアから独立した、もともとは同じ民族・文化の国ですが、似ているところもあれば全く異なるところもあり、思いがけず”エチオピアを知る旅”にもなりました。
美しい風景、美味しい食事、友人や現地の人たちとの会話でたくさん心の栄養を補給できたので、今年もフルスロットル、猪突猛進🐗でがんばります。どうぞよろしくお願いします。
